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田中 美和
Miwa Tanaka
本店工事本部
NTT統括サービス部 -
岩橋 知世
Tomoyo Iwahashi
本店工事本部建築工事部
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伊東 瑠那
Runa Itou
技術企画本部技術部
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日川 正恵
Masae Hikawa
工事統括本部
i-コンストラクション推進室 -
末永 佳奈
Kana Suenaga
本店工事本部建築サポート部
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鈴木 陽香
Haruka Suzuki
本店工事本部土木工事部
現場で活躍する
女性施工管理が増えている今、
女性社員の想いとは
皆さんから見て、職場の「雰囲気」っていかがですか?
鈴木
私は土木の仕事をしているのですが、チームの団結力がすごく強いんです。「女性だから」といって特別なことは一切ありませんが、どんな時にも一対一で接してもらえるし、相談にも親身に乗ってもらえる。働きやすい環境です。
伊東
オフィスの中は、静かな環境です。各自の業務が異なっているので、基本的には集中して仕事をしていますね。
日川
そうですね。ワーワーしている感じはありませんが、上司が細かなところに目を配ってくださる方なので、
良いチームとしてまとまりがあるように思います。
末永
私はいつも大体現場にいて、現場の人と一緒に図面を完成させていく仕事をしています。
何かをみんなと一緒に作っていくというのが好きで、日々バタバタしながらも楽しく仕事をしています。
田中
現場監督の仕事では、年齢的に自分が上司としてやっていかなければいけません。現場には部下がいて、職人さんもまとめていく。
現場にはまだまだ男性の方が多く、大変なこともありますが楽しく働いています。
岩橋
私も日々冗談を言いながら賑やかに働いています。
工事部は明るい体育会系の方が多く、現場の職人さんもおしゃべり好きな方が多いので、雰囲気はとても良いですよ。
末永
社内と現場では、やっぱり雰囲気は全然違いますよね。
社内だと40~50代の方が多くて、落ち着いた雰囲気。
現場に出た方が年齢が近いことが多いので賑やかになるのかもしれません。
伊東
社内は、面倒見の良い上司が多いです。
自分の娘より、私たちの方が年齢が下なのかもしれないですね。
田中
いつも気遣ってくれるよね。
日川
関係性が親子のような感じもします(笑)。
鈴木
娘さんを持っているお父さんたちって、娘さんを見ているからか、“多分こういうことを悩んでいる”とわかってくれていて。「これ大丈夫?」と聞いてくださるので、相談しやすいんです。
施工管理と聞くと男性が多いイメージですが、
仕事に関して女性の力が活かせる仕事やポジションはあるのでしょうか?
岩橋
現場では、女性がクッション的な立ち位置になっている気がします。
話しかけやすいと思ってくれている方が多いようで「あれってどうなの?」とよく相談されます。
田中
それに、女性がいる方が現場がきれいです!
鈴木
グサっとくることを言わないでください(笑)。
でも確かに職人さんからもそういうことを言われるかも。
末永
自分は力になれていないんじゃないかと思ったときにも「周りから見たときに女性がいると雰囲気が違うし、発言しやすいよ」と言われます。
そういう意味で、女性はいるだけでいいのかな、とも思ったり(笑)。
伊東
社内での会議では、女性がいる方が打合せがスムーズだと感じます。
話が脱線しても、うまく本題に戻れるというか。
日川
そうそう。
日々の会議などでも、女性の方が決断力があると感じます!
参加者の方の中にはお子さんがいらっしゃる方もいますが、
産休・育休時はどんなエピソードがありましたか?
田中
この中では、佳奈ちゃんが該当するよね。
末永
はい。子どもが2人います。1人目を妊娠し産休育休を取得して、会社に戻り、また1年以内に産休育休を取りました。休み中はずっと家にいて、育児も楽しかったですが、やっぱり自分には仕事があった方が良いなと気づいたんです。だから仕事をする場所、帰ってくる場所があって本当に助かりました。
鈴木
佳奈さんは、在宅ワークのパイオニアなんですよね。
末永
1人目のこどもが小学生に上がるタイミングで、会社に通勤をするということが自分の中で難しいと感じ始めたんです。それで、ライフスタイルを変えたいなと思ったのがきっかけで、会社に相談して在宅勤務制度を作ってもらいました。
一同
すごーい!
末永
それがあって、生活が本当に楽になりました。この制度ができたことで時間に余裕もできて、家のことがきちんとできたり、精神的に落ち着いたんです。
田中
それまでは時短勤務で、時間に縛られている感じもあったよね。
末永
そう。仕事が残ってしまったり、みんなより先に帰ることへのストレスもありました。これをきっかけに人に頼れるようになったり、すごく助かりました。「仕事を辞めない」という選択肢があるだけでも、考え方が変わりますよね。
これからの女性活躍に関して、共立建設としての課題や今後の展望を聞かせてください。
伊東
今年、在宅ワークという働きかたがあるということが世間的にも広まってきて、自分らしい“働きかた”を考えていくべきだと感じています。
岩橋
現段階では、子どもを育てながら現場に出ている人っていないんです。上司は「積算業務は、在宅でもできるよ」と言ってくれているので、現場自体の仕事も子育てしながらできたらいいなと思います。
末永
建設業自体が、男性社会のルールの中でやってきた中で女性の数が多くなってきたので、それぞれの環境で課題は出てきますよね。その一つの答えとして在宅ワークが出たけど、これからは会社でも家でもない場所とか他の答えも出てくるのかもしれないと思います。
鈴木
佳奈さんのお陰で、在宅ワークという選択肢を選べるようになったのは本当に大きいですよ!会社として相談ができる環境は整っているので、都度話をして新しい方向性を見つけていけたらいいなと思います。
田中
今は会社の方も前例がないことが多く、徐々に私たちのこういう意見を親身になって聞いていただけています。女性として仕事を続けられる待遇を一緒に考えてもらえる環境があるので、これからどんどん制度を充実させていきたいですね。
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