より正確によりスムーズに工程を管理することで建設現場の効率化を実現します。
各データの一元管理や立体モデルを活用し施主様や協力会社との連携を円滑に行っています。

BIMへの取り組み

BIM(Building Information Modeling)を活用して、
コンピューター上に作成した3Dの建物に、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加し、
建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程でこれらの情報を活用することで、
業務の効率化を図ります。
わたしたち建設会社の仕事はシンプルに言えば「立体を作ること」。
2D図面だけでは表現しきれない部分をBIMで「わかりやすく」立体化することにより、
施主・設計者・施工者で完成イメージを共有し、思い違いによる手戻りなども防ぐことができます。

BIMのメリット

  • 初期から3Dモデルで可視化
    シミュレーションや合意形成が容易

  • BIMモデルと図面の自動連動で
    管理がスムーズ

BIM教育

新入社員研修の課題として2015年度より、「夢の自宅」を設計しBIMで入力してもらっています。
データは3Dプリンターで出力し、「設計・施工」=「イメージを立体化する」
作業の理解を助ける教育ツールとしてもBIMを活用しています。

BIM教育イメージ01
BIM教育イメージ02

CIMへの取り組み

i-Constructionの取組みの一環として、当社本店工事本部土木工事部では、
インテリジェントコントロールバックホウを利用し、生産性の向上を図っています。

CIMへの取り組みイメージ01

01

ドローン3D空撮測量による
施工前の現状地盤モデルの作成

CIMへの取り組みイメージ02

02

3DCADデータの造成計画との重ね合わせ

CIMへの取り組みイメージ03

03

両方のデータより掘削度量の計算を行い、
インテリジェントコントロールバックホウの
システムに造成計画データを取り込む

CIMへの取り組みイメージ04

04

GNSSアンテナと基準局から得たバケット刃先の位置情報を施工設計データに照合しながら、設計面を傷つけないように作業機(ブーム、アーム、バケット)操作を制御します。
バケットの刃先が設計面に達すると作業機が自動的に停止、また、アシスト機能で刃先が設計面に沿って動くため、オペレーターは掘り過ぎを気にせずに掘削作業が行えます。

3D計測への取り組み

3Dスキャナー活用事例

本社の入っている築52年のビル耐震改修工事で計測。
竣工時の図面は残っているものの、補強鉄骨製作には正確な躯体寸法が要求されるため、確認のため3Dスキャナーで計測を行いました。

3Dスキャナー活用事例01

隅々まで計測できるよう、複数ヵ所でスキャンを実施

3Dスキャナー活用事例02

スキャナーが記録した数億個の点をPC上で再合成すると、
PC内にバーチャル空間が形成されます

3Dスキャナー運用

3Dレーザースキャナーで設計施工物件の敷地形状を取得。
実施設計・施工に活用します。

3Dスキャナー活用事例03

3Dスキャナー活用事例04

ドローンへの取り組み

ドローンで現場管理

日本全国(*)各支店でドローン飛行を行っています。
また、定期的にカメラ搭載ドローンを飛ばし、敷地全体の巡視や工程写真の撮影に活用しています。

*場所の制限あり
国土交通省に「無人航空機に係る許可・承認」を日本全国のエリアで取得し、あらゆるシーンで活用

ドローンでの現場管理の様子01

ドローンでの現場管理の様子02

3Dプリンター

2021年3月現在、2種類のプリンターが稼働中です。

現場管理・施工

工事中の手戻りの削減や、経験の少ない人への説明の簡易化として活用。

3Dプリンター活用事例01

3次元データのない、現場で使用

3Dプリンター活用事例02

事前に立体で全体像を把握

現場説明資料・プレゼンテーション

実際に現場で施工する工法をわかりやすくお客様・協力業者へ伝える。

3Dプリンター活用事例03

CCB工法模型

3Dプリンター活用事例04

鉄骨部分模型

通常の建築模型の他、営業用イラストポスターを立体化し、
営業ツールとしても活用しています。

営業用イラストポスターを
模型化しました

営業用イラストポスター

営業用イラストポスターを模型化